Kobe Young Breast
Frontier Meetingにて、妊娠期乳がんについてdiscussionしました。
・妊娠期乳がんの予後は特別悪いわけではなさそう。早期発見が難しく、どうしても進行がんで見つかることが多い。
・妊娠中は血中エストロゲン濃度が高いために、ERがdown regulationしている可能性あり。
NCCNガイドライン2012より。
http://www.nccn.org/professionals/physician_gls/pdf/bone.pdf
StagingにはCTは使わない。MRI、エコーで。胸部レントゲンは行っても良いだろう。
遠隔転移ない場合の治療方針
・妊娠初期 → 妊娠の継続を相談 → 妊娠継続するならまず手術(Bt) → Chemoは妊娠中期以降。RTとホルモンは産後に考える。
・妊娠中期と妊娠後期(early) → 手術もしくはNAC後手術 → RTとホルモンは産後に
・妊娠後期(late) → 手術 → 産後にAdjuvantを行う。
*ChemoはACもしくはFAC
*センチネル時に色素は禁忌。Radiolabeled sulfer colloidの方が安全。
*タキサンとハーセプチン使用の安全性は確立されていない。