2012年5月16日水曜日

抗癌剤の暴露について

本日の化学療法カンファレンスでは、抗癌剤による医療スタッフへの暴露について議論しました。
当院では、薬剤部で安全キャビネットを使用して抗癌剤の調剤を行っています。しかし、薬剤を交換する時や、点滴ライン内の空気抜き時などにも暴露するリスクがあります。医療スタッフ(特に化学療法センター看護師)への暴露により、不妊や、催奇形性などが問題になることがあり、暴露をなくす必要があります。
化学療法センターでは、あたらしい閉鎖式の点滴ラインセットを導入することで、暴露リスクの軽減を図っています。

新しい取り組みを、今秋の日本癌治療学会で発表予定のNさん。